北海道マガジン・カイに「積丹スピリット・クラフトジン」の記事が掲載されました

 

https://kai-hokkaido.com/feature_vol52_gin/

北海道マガジン・カイの特集「地のチカラをモノに」に、(株)積丹スピリットのクラフトジンの記事が掲載されました。

クラフト系のお酒がブームになっていますが、最近はジンの蒸溜所も増えつつあります。中でも北海道で2番目に設立された積丹スピリットのジン「火の帆」は私自身、積丹半島の地域に関わるプロジェクトでご一緒していた経緯もあり身近な存在でした。

もっと振り返ると、火の帆が完成する以前にボタニカル(植物)をテーマにしたイベントに参加していて、「森を飲む」という視点や森の香りを研究者からユニークに紹介してもらう企画が斬新で、今でも記憶に鮮明に残っています。

蒸溜所自体の素敵さもさることながら、地域イベントや販売方法、商品のクオリティも素晴らしく、いつか話を聞いてみたい…!!と思っていたら夢が叶ったという今回の取材。

代表取締役の岩井さんのお話が本当に面白く、あと1時間くらいお話ししていたかったところをなんとかまとめた形です。

商品が完成したところからが本当のスタートで、“売れる”ということがいかに大変か…!!というのは、地域のお仕事に関わる立場上よく分かるところ。ブランディングをしっかり進めることは大大大大前提ですが、販路構築やPRの継続などは時間も手間もお金もかかり、一筋縄では行きません。

そういった一つ一つをしっかりと構築しながら、アイデアとネットワークで前進しているところが積丹スピリットさんの素晴らしさなのだと思います。

人員を確保することも難しくなっている昨今。積丹スピリットの事業をきっかけに、積丹町には地域おこし協力隊が多数着任し、新しいビジネスをスタートさせた企業もあるというのだから驚きです。

 

岩井さんはいったい何手先までをよんで、この事業を進めているのだろう…。その戦略と行動力、確信力というものに感嘆するばかりの取材でした。